足がつくことが大事!離乳食〜手づかみ食の椅子についての話【サク読み3分】

食事中に足がブラブラしててもいいの?
食べてる時の姿勢が気になる。
食が進まないのは椅子のせい?

離乳食〜手つかみ食になってこんな疑問ありませんか?

うちは離乳食からハイローチェアを使っていて、いまは手づかみ食になりました。

でもハイローチェアだと、毎回のようにこぼれて汚れてしまうのが大変。。。

食事に集中できなかったり、姿勢が崩れるのも気になって椅子を購入することに決めました。

今回は、ハイローチェアとの比較も兼ねて、足がつく椅子をオススメする理由について体験談を踏まえて解説します。

離乳食で足がつく椅子の方がいい理由

結論は、噛む力を育むため。

以下に、参考となる研究を紹介します。

・足をぶらぶらさせた状態では、咬合力、咬合面積ともに低下し咀嚼能率が低下する。
倉治ななえ:噛む力アップには足をつけて食事をしよう.小児歯臨,9:40-45,2004.

・足底を接地するほうが足底を離脱しているより、重心動揺が安定し咬合力が増加した。
石川健太郎、大岡貴史、向井美恵:座位姿勢における足底接地の有無が重心動揺と最大咬合力に及ぼす影響.障歯誌,27:555-559,2006.

・咬合・咀嚼機能を有効に発揮させるためには,座位の安定性を高める必要がある。
阿志賀大和,水野智仁,山村千絵:座位の安定性が健常若年者の咬合機能に及ぼす影響.言語聴覚研,10:301-309,2013.


これら研究から、
足をつくか否かで姿勢の安定性が変わること、姿勢の安定性が変われば、頭の位置やもぐもぐするのに影響があることがわかります。

しかし、対象が乳幼児ではないので根拠として微妙ではありますが。

でも、大人で結果が出ているので子供にも少なからず影響はあると思っています。

ハイローチェアと足のつく椅子を比較

座面の角度がわかりにくいですが、ハイローチェアは深くて背もたれに寄りかかりやすい形。
一方、足のつく椅子(ストッケ トリップトラップ)は座面が浅くて背もたれの角度は急。

実際に座ってみた

背面の角度と面積の差が出ているのか、足つき椅子の方が姿勢がまっすぐに見える。

動きすぎて右はうまく撮れてません。
でも、これでわかったのは、足がついて姿勢がまっすぐの方が動き出しやすいってこと。

私たちも深めのソファに座っているよりも硬い椅子の方が立ちやすく動きやすいですよね。

これらからわかる双方の特徴は

ハイローチェア

・背もたれや座面の面積が広く、ゆったり座れる
・足がつかずに後方に体重がかかりやすい(体が丸まりやすい)
・体を前に出すのに大きな力が必要

足のつく椅子

・背もたれや座面の面積が少ない
・体を前に出しやすい(小さな力で前に出る)
・足がつくことで姿勢がまっすぐになる

実際の食事では、足つき椅子の方が反応がいいかなって感じです。
まだ、届いて日が浅いので様子を見ながらまた追記できればと思います。

足のつく椅子の注意点

立ちます!

あと、足を抜くこともあるため併せて注意です。現在ハーネスの購入を検討中。

※追記。その後、購入しました。



他には、地味に座らせるとき大変です。

youtubeに動画がありました。これでだいぶ楽になりました。

まとめ

・離乳食〜手づかみ食中は足のつく椅子の方が良い!
・それは姿勢が安定するため!
・姿勢が安定すればもぐもぐする力が育まれるかも!
・比較したらそんな感じでした!
・でも足がついて立ちあがるから気をつけてね!


以上です。椅子については他記事にもまとめようと思ってます。
お子さんの椅子で悩んでる方に少しでも参考になれば幸いです。

この記事を書いた人

ころみち

36歳、2児、2🐶と暮らしています。