【獣医さんに聞いてきた】犬の歯周病予防策は2つ!

最近、愛犬の口臭が気になる。
それ、歯周病の始まりかもしれません。

今回は、犬の歯周病の予防についてセミナーで学んだことと自身で調べたことを解説していきます。

犬の歯周病はいつから?

犬に虫歯ができることは珍しく、ほとんどの歯の問題は歯周病です。
小型犬では特に発症が早く、9ヶ月から始まると言われています。
また、小型犬の3歳以上では80%以上が歯周病にかかっているというデータもあります。


そのため、乳歯のときからハミガキの練習をして十分に慣らしておく必要があります。
永久歯に生え変わってからも、しっかりケアを行いましょう。

それでも、多くのワンちゃんは歯周病にかかります。
歯周病の症状に初めて飼い主が気づくのは、口臭です。
以前よりも気になるなと思ったら獣医さんにすぐに相談しましょう。

犬の歯周病の予防策

ハミガキ

まず一番重要なのはハミガキ。そのポイントについてお伝えします。

歯ブラシでしっかり磨くこと

よくあるのは表面はしっかり磨けていても、歯茎に汚れが残っている場合。
デンタルガムやシートで磨いている場合は、歯茎の歯周ポケットをしっかり磨けていません。
そのため、歯ブラシが推奨されています。

オススメの歯ブラシのタイプ

歯ブラシにも360°の丸くなっているタイプがありますが、ブラシの先でポケットを磨くため、普通の歯ブラシがオススメのようです。

我が家ではシートで拭いて、たまに歯ブラシ(360°)だったのでショックでした、、、
あまり磨けていなかったなんて、、、そんな方も多いのではないでしょうか?

でも、安心してください!シートも決して無駄ではありません。
シートで磨けているってことは、ワンちゃんが歯に触れるのに慣れてるってことです。
シートから指につけるタイプの歯ブラシに変えてブラシの感触に少しずつ慣れさせれば良いのです。
地道にやってきましょう。私も明日、買いに行きます。


スケーリング

スケーリングとは、スケーラーという器機を用いて、歯の表面だけでなく内側や歯周ポケットをキレイにする方法です。

最近発表された研究では、年に1回のスケーリングが死亡リスクを18.3%低下させることが分かっています。

スケーリングの方法3つ

・無麻酔でスケーリング
全く推奨されない方法です。
ワンちゃんが嫌がりますし、動いてしまうと余計に歯茎を傷つけてしまう恐れがあります。
そのため、無麻酔でスケーリングをしても歯の表面に微細な傷が多くなり、そこに歯垢が付きやすくなります。
そうなると、結局麻酔下でのスケーリングを受けるハメになります。
何よりワンちゃん、スタッフさんの負担が大きいですよね。

・麻酔下でスケーリング
全身麻酔でスケーリングを行います。しかし、後述するレントゲンなどを行なっていないため、抜いた方がいい歯があっても分からなくなってしまうことがあります。

・麻酔下でレントゲンや歯周ポケットの検査をした上でスケーリング
これが1番効果のあるスケーリングです。
場合によっては抜歯の可能性もありますが、放置しても結局また、麻酔下で抜くことになってしまうのでワンちゃんの負担が大きくなります。
そのため、やるなら一度で終わった方が負担が少なくて済みます。

スケーリングと一口に言っても、3つの方法があるんですね。
最後の方法が1番効果的ですが、病院によってはそこまで行なっていないところもあるため、事前に確認しておく必要がありますね。

スケーリングの費用について

最後の麻酔とレントゲンなどの検査も行うと8万くらいはかかるそうです。
、、、お高いですよね。しかし、ご安心を。
ペットの保険によっては対応可能な保険もあるそうなので確認してみましょう。

スケーリングの頻度

前述の通り、年に1度スケーリングするのが良いとされています。
それは、いくらキレイになったからといっても、歯石を削っていますので、どうしてもわずかな傷はついてしまいます。
そこにまた歯垢が付きやすくなるため、1度やったら毎年の方がいいそうです。

しかし、毎年全身麻酔をかけること、医療費がかかることを心配される方もいるでしょう。
私もそうです。そこを獣医さんに相談すると、「適切にハミガキできていれば1年半〜2年までくらいなら、まぁ大丈夫かな」とのこと、、、やるしかないですね!

間接的な対策

咀嚼をさせよう

「ワンちゃんってあんまり噛まないで飲み込むこと多くないですか?」
って言われて、確かにフードは丸のみだよなーって思ったんですけど、これがあんまり良くないみたいで。噛むことが少ないと、唾液があまり出ないのです。
唾液が出ないと口がネバネバになりやすく細菌が増えやすくなる→歯周病になりやすくなるってわけです。人間と同じですね。

そのため、咀嚼をしっかりさせる遊びが唾液の分泌を増やし、歯周病の予防になります!
固すぎると歯が欠ける恐れもあるのでヒズメやアキレス腱などは注意!
布製のおもちゃで引っ張りっこやレトリーブなんかがいんじゃないでしょうか。

食事療法

これは獣医さんの経験に基づくお話です。
フリーズドライや生食は、歯にこびり付きやすいが意外と歯周病は少ないそうです。
その理由は、熱を加えると失われる栄養素があるのではないか、とのことです。
オススメのフードは『K9 Natural』ちょっとお高い、、、。

なので、普段のフードと半々にするのでもいいかなーって話でした。

おわりに【歯周病予防にはハミガキとスケーリング!】日々の努力

せっかくスケーリングをしても日々のハミガキが不十分だと効果も薄れてしまいます。

ぜひ愛犬のためにハミガキをしっかりブラシで行なっていきましょう!

私もまずはブラシに慣れさせることからやっていきます!

今回お話してきた獣医さんオススメの本。

この記事を書いた人

ころみち

30代、医療職(理学療法士)12年総合病院に勤務。来年度から訪問看護ステーションに転職予定。東北在住。妻、娘、愛犬と暮らしています。アウトドア、読書、筋トレ好き。ブログの内容は主に本業のリハビリ系、健康、子育てとワンコ関連、お金のことを発信しています。Twitter、Instagramもやってますのでそちらもよろしくお願いします。