赤ちゃんと犬の同居【安心するための3ポイント】

赤ちゃんと犬の同居、同じ空間で過ごすことに不安を感じている方へ。

最近はペットを飼う家庭が増え、赤ちゃんとペットの微笑ましい写真や
動画がよく見られるようになりました。

その反面、悲しい事故が起きていることも事実です。
他にもアレルギーや衛生面も気になる点と思います。

この記事は、赤ちゃんと犬と生活している夫婦が身近な実例を交えつつ、同じ不安を持つ方に、安心して赤ちゃんと犬が同居するためのポイントをお伝えしていきます。

赤ちゃんと犬が同居する時のリスク

癒し、遊び相手、情操教育など子供にとってのメリットがたくさんあります。
その反面、リスクもあります。

・犬アレルギー
・ズーノーシス(人畜共通感染症)
・怪我


これらを未然に防ぐことが重要です。
この記事では具体的な3つのポイントをお伝えします。

犬アレルギーについて詳しく知りたい方はこちらをご参照ください。

ズーノーシスについて詳しく知りたい方はこちらをご参照ください。

犬のしつけ

愛犬はとてもカワイイもので、ついつい甘やかしてしまいますよね。
しかし、人間と同居する上でしっかり守らないといけないルールもあります。

数えればキリがありませんので、今回は赤ちゃんとの同居するにあたって重要なしつけを紹介します。

・待て
犬のしつけは待てに始まり待てに終わる、と言われるくらい重要なしつけです。
いかなる状況でも待つことができれば、他のしつけは必要ないくらいです。


・飛ばせない
興奮すると飛び上がってしまうと赤ちゃん、犬ともケガにつながる可能性があります。
普段から飛ばせないようにするしつけが必要です。


・舐めさせない
前述の感染症のリスクがあるためできる限りなめさせないようにすると良いでしょう。


・ハウス
決められた時に所定の場所に行くことができると食事や来客、犬の給餌の時にとても役立ちます。


・音に慣れさせる
赤ちゃんの寝かしつけが終わったタイミングで宅配便のピンポン!
ワンワン!うえーん!カオスです。
できる限りあらゆる生活音に慣れさせておくと良いでしょう。


・ブラシやシャンプーなど
衛生的な行為に慣れさせるこれも前述の犬アレルギー対策です。
ペットの清潔を保つ行為に慣れさせておきましょう。

環境の調整

前述の犬のしつけが完璧にできていれば、環境面の配慮はそんなに必要ありません。
しかし、犬のしつけには根気もいるし、時間もかかります。

できれば産前から進めたいものですが、中にはできない項目もあるでしょう。
そんな時は、環境自体を変える必要があります。
うちもしつけが完璧ではない部分があり、環境面を大きく変えました。

実例をこちらで紹介しています。

・生活スペースを分ける
扉や柵を使用して生活のスペースを区切ります。
これはアレルギー・感染症・怪我の対策です。
安心できる環境にいてもらうことで見守りながら家事ができます。


・子供を床に寝せない
上記のスペースを区切ることが難しい場合、ベビーベッドやハイローチェアを使用することを考えましょう。

・こまめな掃除(ロボットがオススメ)
犬の毛やフケなどのアレルゲンの除去のためにこまめな掃除が必要です。
犬さえ大丈夫であれば、お掃除ロボットを使用することで掃除の時間を節約できます。
特に毛の抜けやすい犬には重宝します。

・空気清浄機
こちらもアレルギー対策です。
ペットのアレルゲン対応のものが良いでしょう。

犬のストレスケア

犬にとって赤ちゃんは得体の知れない存在です。

今までは一番可愛がられていたのに、ふれあいの時間が減り、
生活のスペースが区切られ、その上怒られたりするんですから、かなりストレスが溜まります。

新たな家族を迎えてからも、しっかりと犬と向き合う時間を確保しましょう。

例えば、
・いつもより朝早く起きて散歩の時間を長くする。

・赤ちゃんが寝てから触れ合いの時間を長くとる。
・休日はドッグランで思い切り走らせてあげる。

・犬の保育園を活用する。
・落ち着ける場所を確保する。
・赤ちゃんと対面する時間を持つ。

などが考えられます。特に最後の赤ちゃんとの対面は慎重に行う必要があります。
少しずつ家族と認識させることで、いいお友達になってくれるでしょう。

まとめ

今回は、赤ちゃんと犬が暮らす上でのリスクとその対応策(ポイント)について紹介しました。

①犬のしつけ:待て、飛ばせない、舐めさせない、音に慣らす、清潔に保つ
②環境の調整:スペースを区切る、床に子供を寝せない、小まめに掃除する
③犬のストレスケア:関わる時間・犬の落ち着ける場所を確保、対面の時間を作る


以上3つを行うことで私たちは安全かつ安心して過ごすことができています。
少しでも参考になれば幸いです。

この記事を書いた人

ころみち

36歳、2児、2🐶と暮らしています。