解剖学に基づいてイメージして健常者で練習して、、、
一般的に触診技術を高める方法は、ひたすらイメージして繰り返し触って反応を確かめる。
こんな感じかと思います。でも、業務終了後や帰宅後の限られた時間で練習するのってなかなか大変じゃないですか?
私も過去には朝早く職場の有志で集まって教科書みながら触りあったり、週末には何万もする研修会のために遠出したりしていました。
今はコロナ禍だし、セミナーの乱立、情報過多で何をしていいか分からず、停滞してしまっている若手が多いように感じます。その中には、価値観の多様化もあるのでしょうが。
今回は、触診技術を上げたい若手理学療法士向けに、あまり大変なことはせずに、普段少し気をつけるだけで触診技術が上がる方法をお伝えします。
触診技術を上げる意外な方法【生活の中で左手を使おう】

ひょうし抜けしましたか?でも効果はあると思いますよ。ちなみに左利きの方は右手です。
理由は、左手だと感じ方に差がでることがあるためです。
右利きの人は生活の中でほとんどを右手で行いますよね?
スマホ操作、箸をもつ、歯磨きをするなど
リハビリ中も右手を多く使うのではないでしょうか?
そうなると右手の感度が100%、左はいかがですか?やや落ちるのではないでしょうか?
そのわずかな差を埋めるのが、この方法です。
難易度1:左手でスマホ操作
これは割とすぐにできると思います。むしろ無意識でやっているのではないでしょうか?
左手でフリック入力も完璧になる必要はありませんが、一番はじめのステップとしてはちょうどいいと思います。
難易度2:左手で掃除
始業前や終業後の掃除で左手を使って、プラットホームや器材を拭いてみましょう。力の入り加減やリストのぎこちなさを感じながら行うと良いでしょう。
難易度3:左手で食事
患者さんに利き手を交換を進めたことありますよね。
セラピストも体感しておくと良い経験になると思います。けっこうもどかしくても、食事を食べれないと困りますからね。自分のリストの使い方のぎこちなさに笑ってしまうでしょう。でも、もどかしくも楽しく続けられるので良いでのはないでしょうか?
難易度4:左手で歯磨き
力加減とリスト〜指の協調性が絶妙でもです。食事よりも楽しさがない分きつい。
滑らかに動くようになると、明らかに左手の熟練度・感度が上がったことを感じられると思います。
難易度5:左手で字を書く
今はほとんどが電子カルテの病院でしょうから、字を書く機会は少ないと思います。そのため、最高難易度となっています。自宅で時間をとって左手で字を書く練習。そこまでストイックにやるなら、スタンダードは方法を極めましょう。私もここまではできませんでした。
他にもいい効果あり?

直感や創造性を磨く
優位半球は言語、計算、論理的思考を司るのに対し、反対の脳はイメージ、身体感覚、感性を司ります。そのため、左手を使うことでイメージや感性を高めることができるのではないかと考えます。
リハビリテーションはサイエンスの側面とアートの側面があります。
近年はEBMが重視されるようになり、サイエンスが強い感じですが、アートを磨くのであれば左手使用は効果的な練習だと思っています。
怪我や病気の時の保険
万が一の時、やっててよかった左手の練習。滅多にないし、そうならない方がいいんですけどね。
両利きってなんかかっこいいよね
なんとなく天才肌のイメージ。でも実際には地道な練習の成果なんだと思います。実際に生活で便利になることは多く、スマホ操作しながら反対で歯磨き、電話しながら反対でメモを取るなど。
終わりに
ここまで書いてきて難ですが、やっぱり一番の方法は教科書みてイメージしてひたすら練習のスタンダードな方法です。今回は、他にもこんな方法もありまっせ的な感じで紹介してみました。
まぁ騙されたと思ってやってみても損はないと思います。
手軽に楽しくできるし、患者さんの気持ちもわかりやすくなるし。
実生活でも役立つので、オススメですよ。以上です。
触診技術を高めたい方に、少しでも参考になれば幸いです。